魔法少女まどか☆マギカ 第11、12話(終)の感想
魔法少女まどか☆マギカ
魔法少女は夢と希望を叶えるんだから。魔法少女まどか☆マギカ第11話「最後に残った道しるべ」、第12話(終)「わたしの、最高の友達」の感想です。
まどかは魔法少女と聞いて最初は強くてかっこよく、夢や希望もかなえてくれるそんな女の子を頭にイメージしていたはずです。でも目の前にいる彼女たちの姿は憎しみや悲しみを身にまとい、絶望へと進んでいく存在で自分の思い描いたものとはどんどん乖離していきました。以前まどかが「魔法少女になりたいってだけじゃダメなのかな~」といっていたように魔法少女になること自体が願いであり、本来は前述のようにな姿であるべきなのです。
そんなまどかが叶えた願いが魔法少女の存在を救い希望を与え、今までの絶望の底から一片の光が射すかの如く明るく照らし始める様子を描いてたとこに、彼女の気持ちを初志貫徹していて上手いなあと思いました。実際は存在もみんなの記憶から消え、すこし悲しい結末ではありますが、ワルプルギスの夜からスカッと青空が覗いたときのようにすっきりした終わりを迎えたのが救いかな。少なくとも少女が魔女になる悲しい世界でなくなったので。
そしてこの物語の実質的主人公であるほむらには少しつらい結末になりましたね。キュウべえの言葉に心が折れそうになりもしましたが、彼女が今まで繰り返してきた時は無駄ではなかったのです。彼女がまどかを思う気持ちが魔法少女の在り方を変える希望に繋がって世界が変わりました。それでも一番ほしかったものは手に入れられず、悲しみと希望を背負い今もまだ戦いつづけるという立ち位置はまさに主人公そのものです。まどかがいなくなって悲しい結末だけど、そのようには見えないのは彼女がまどかを覚えているからですね。もうほむらの心から離れるとはないでしょう。悲しみとも満足とも違う達観した彼女の表情が印象的でした。
第3話以降彼女たちが転げ落ちていく様にどんどんのめり込み、10話でピークに達したこの作品も終わってみれば少しの悲しみは残るものの、希望を感じる終わり方で上手く収束したように感じます。救いのない終わり方も見てみたい気もしますが、後日のダメージを考えるとこちらで十分ですね。
とても見ごたえのある作品で毎回惹きつけられました。映像も音楽も演技もすごかった。
こんな素場らしい作品を提供してくれた関係者の方々に感謝します。
ありがとうございます。

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まどかは魔法少女と聞いて最初は強くてかっこよく、夢や希望もかなえてくれるそんな女の子を頭にイメージしていたはずです。でも目の前にいる彼女たちの姿は憎しみや悲しみを身にまとい、絶望へと進んでいく存在で自分の思い描いたものとはどんどん乖離していきました。以前まどかが「魔法少女になりたいってだけじゃダメなのかな~」といっていたように魔法少女になること自体が願いであり、本来は前述のようにな姿であるべきなのです。
そんなまどかが叶えた願いが魔法少女の存在を救い希望を与え、今までの絶望の底から一片の光が射すかの如く明るく照らし始める様子を描いてたとこに、彼女の気持ちを初志貫徹していて上手いなあと思いました。実際は存在もみんなの記憶から消え、すこし悲しい結末ではありますが、ワルプルギスの夜からスカッと青空が覗いたときのようにすっきりした終わりを迎えたのが救いかな。少なくとも少女が魔女になる悲しい世界でなくなったので。
そしてこの物語の実質的主人公であるほむらには少しつらい結末になりましたね。キュウべえの言葉に心が折れそうになりもしましたが、彼女が今まで繰り返してきた時は無駄ではなかったのです。彼女がまどかを思う気持ちが魔法少女の在り方を変える希望に繋がって世界が変わりました。それでも一番ほしかったものは手に入れられず、悲しみと希望を背負い今もまだ戦いつづけるという立ち位置はまさに主人公そのものです。まどかがいなくなって悲しい結末だけど、そのようには見えないのは彼女がまどかを覚えているからですね。もうほむらの心から離れるとはないでしょう。悲しみとも満足とも違う達観した彼女の表情が印象的でした。
第3話以降彼女たちが転げ落ちていく様にどんどんのめり込み、10話でピークに達したこの作品も終わってみれば少しの悲しみは残るものの、希望を感じる終わり方で上手く収束したように感じます。救いのない終わり方も見てみたい気もしますが、後日のダメージを考えるとこちらで十分ですね。
とても見ごたえのある作品で毎回惹きつけられました。映像も音楽も演技もすごかった。
こんな素場らしい作品を提供してくれた関係者の方々に感謝します。
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