リアルが侵略。神のみぞ知るセカイII 第5話 FLAG 5.0「たどりついたらいつも雨ふり」の感想です。
今回のヒロインはゲームでいうところのモブキャラらしいのですが、残念ながら脱個性のモブはリアルにはいないということがわかりました。確かにルックス的には今までのヒロインたちに少し見劣りするかもしれませんが、プレゼントを持って走っていくあたりからの一連の流れは見事にそれをこなしています。
それに桂馬とのやり取りは今までとは違う様相で新鮮でした。まさにリアルな感じがしていました。そもそも同じ人間は二人といないので桂馬が語ることとは逆にリアルは個性で溢れているものなのです。そんな彼も多少なりともリアルに反応するリアクションを見せるようになったのはこれまで攻略してきたヒロインたちのおかげでしょうか。
それが幸か不幸か季節が巡るぐらいの失望をリアルに抱くこととなったわけですが、それを助けるがまたリアルな一人目のヒロインになりそうで桂馬にとっては皮肉なものですね。一応記憶はないみたいですけど、攻略後の彼女たちの変化が見れるのはけっこうおもしろそうです。切り替え上手なちひろの心の隙間も気になりますし、次回も楽しみです。
にほんブログ村