こばと。23,24話(終)の感想
アニメ感想いやー良かった。なんだか予想していたより全然いい最終回でした。感動しました。そんなわけでこばと。の感想です。
全体を通じて終始こばとのピュアさにやられていたわけで、あまりの気恥ずかしさに時にはチャンネル変えたくなる場面があったり、最近自分が見ていたアニメの中ではめずらしいジャンルのものでした。
なぜよかったと感じたのかというとおそらく自分の中でこばとの正体は勝手に天使だ決めつけていて、どうせ帽子の下は天使の輪が隠れてるんだと思っていました。
こばとが今まで行ってきた誰かを癒してコンペイトウを集めることも、自分自身の行きたい場所に行くためとはいえ、天使が行っているからあんなに誰かのために一生懸命なれるんだろうなとか思ったりして。
普通今の時代こばとのように自分よりほかの誰かのためにこれほど一生懸命に動ける人はあまり多くないと思います。少なくとも自分はこのような行動をとることができません。
たとえ頭の片隅でそんな気持ちを持っていたとしても、周りの目や常識そんなことにとらわれて実際は動くことができないしょう。
ところがこばとの正体が死者ということにまずいい意味で期待を裏切られました。(しかも帽子の下が王冠!!)死者というこはもと人間なわけで(ここはちょっと言い方が別の世界で魂が消滅したっぽいことを言ってはいたけれど)そこで一気に自分の中ではファンタジーから現実に引き戻された感じがして、(まだ十分ファンタジー作品ではあるんだけれど)その上、今まで誰かのためにがんばってきたこばとの頑張りが特定の人に向けられたこと。彼の態度や、現実感が増したこともあいまって、こばとに感情移入がしやすく、かなり切ない別れのシーンになっていました。
予想を裏切らたことでもう自分の中ではかなり高評価になってました。
24話自体は彼女の記憶がみんなから消えたものの、でも本当に大切な人には何度生まれ変わろうとも魂は惹かれあう。
もともとこばとが行きたかった場所は藤本のところ、みたいなカットもあったりして最終的にハッピーエンド。
ありがちと言えばありがちな話なんだけと23話が良かったこともあり、普通に感動しました。
これは23、24話続けて正解ですね。
何はともあれ終わりよければすべてよしということで、いおりょぎさんもいい味出してたし、最後ま見続けて良かったと思える作品でした。

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