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放浪息子 第2話の感想

放浪息子
01 /24 2011
中学生ならではの微妙な感じが非常に伝わってきました。放浪息子第2話の感想です。



小学生ほど子供でもなく、高校生ほど大人でもないどっちつかずで心の中も不安定。些細なことでこの世の終わりがきたように悲しんだり、ちょっとしたことですべてのものがバラ色に見えたりと、かなりのフリ幅が味わえる時期だと思います。そんな時代が思い出されて、特に放課後みんなでアイスを食べてる風景は淡い絵柄が映えるシーンで良かった。懐かしさと、少しの気恥ずかしさを感じることができました。



恋がかなわなかった千葉さんはすべてのことが気にいらない様子。 そのツンケンした態度は周りから孤立するだけなのですが、今の自分自身が嫌いな彼女はその事さえ受け入れてしまっているようです。それでも仲良くしてくれている佐々さんの絶好宣言には少しは堪えたようですが、大っきらいな高槻さんとは仲直りはできない模様。それに引き換え高槻さんの方はとばっちりで嫌われてもそれでも自分から千葉さんに手を差し出すあたりは少しだけ大人なのかな。それくらいしないと千葉さんの振り上げた拳を下ろせない状態になっているのがわかっていたのかもしれません。そのきっかけを作って二人の間の緩衝材となっていた佐々さんの存在が大きかったのかな。何やらいろんな感情が交錯する中、彼女はこの作品のオアシスになりそうな感じがします。



さて今回は青春の1ページみたいな感じで、二鳥や高槻の性差に対する感情は控えめでしたが、それでもやはりそちらの方が印象に残ります。今後掘り下げられると思いますが、今はまだ彼らの関係性を知るための時間なのでしょう。





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コメント

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うーさん。

ここ最近アニメにはまった会社員。
とりとめのない文章を書きなぐっています。