花咲くいろは 第8話の感想

緒花の思ったことを言葉にする力や実行する行動力がよりいきるのは今回のようなピンチの場面かもしれません。本来のようにおかみさんがいれば強いリーダーシップを発揮し、成功するかしないかは別としても一致団結して取り組むことができたでしょう。しかしおかみさん不在でコンサルの指導を信用できない今、緒花のように自分できることを一生懸命することで周りのしょうがないという空気を払拭する活力を与えたように見えました。

彼女の言葉には勢いだけじゃない強さを感じるような気がするんですよね。おかみさんにたくさん怒られてきた分喜翆荘が何を大事にしてきたのかがわかってきたのかもしれません。しかしあの小さい体のどこにそんなパワーがかくれてるんでしょうか。徹を迎えに飛び出す場面からラストまでの疾走感などは熱を感じましたね。

それにしてもおかみさんがいないとはいえ、頼りなさげな他の大人たちには少し残念さを感じます。そうでないと緒花が引き立ちはしないんですけど、とりわけ蓮さんの豆腐メンタルにはよほど彼を萌キャラにしたんだろうなという意図を感じます。このギャップ萌のターゲットはどこなのかな～。

さて考ちゃん到着も徹お迎え中の緒花ということで何やら仕事ばかりでなく恋も動きを見せそうな気がします。はたしていつもどおりのおもてなしを提供することでピンチをチャンスに変えることができるんでしょうか。結局定番通り覆面記者はいなかったというオチにはなりそうですが次回も楽しみです。


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